作家は、今展において自分の世界を俯瞰し始めた感のある作品群を制作したようだ。
視点も届かぬほど広大な風景、空を映す海、遥かなる希を無心に感じて漂う。また降り注ぐ力と光は、集まりながら終わりない還流を繰り返す。飽きることなく、また留まることのない視線に、ある種の快感すら覚えた。
作家の孤独は、見る者の共感へとつながり、そして安心さえ覚えた至福なる作品であった。
更に多くの人たちにその至福を味わって貰いたいと切に思ったものだ。企画者もその世界にじんわりと漂わせて貰った。
次なる作品の誕生に更なる期待をしたい。
関連写真をPicasaにて公開いたしました。画像をクリックすることで別ページにジャンプします。
視点も届かぬほど広大な風景、空を映す海、遥かなる希を無心に感じて漂う。また降り注ぐ力と光は、集まりながら終わりない還流を繰り返す。飽きることなく、また留まることのない視線に、ある種の快感すら覚えた。
作家の孤独は、見る者の共感へとつながり、そして安心さえ覚えた至福なる作品であった。
更に多くの人たちにその至福を味わって貰いたいと切に思ったものだ。企画者もその世界にじんわりと漂わせて貰った。
次なる作品の誕生に更なる期待をしたい。
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小島靜二
(さかい・よしえ)
1965年 千葉生まれ
1986年 京都芸術短期大学美術科卒業
1991年 京都市立芸術大学美術学部 美術科油画専攻卒業
1993年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻修了
現在 和歌山県在住