— 「悶☆カーニバル」楽しい映画上映会、日本で、山梨でここまでやってしまうのか! powered by ghost temple

聖バレンタインデー特別記念
第6回 悶★カーニバル 松井良彦監督作品 映画『追悼のざわめき』上映会
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(1988年/日本/2007年デジタル・リマスター版/モノクロ/スタンダード/150分)

2015年2月14日(土)於・桜座 http://www.sakuraza.jp/
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1回目
開場 15:00 開映 15:30 終映 18:00
前売2,000円 当日2,200円

2回目
開場 18:10 開映 18:30 終映 21:00
前売2,000円 当日2,200円
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第2回終演後、松井良彦監督、家田祐明氏(新宿K’s Cinema番組担当)、日向正親(悶★カーニバル主宰)によるトークショー、主演女優の仲井まみ子さんの登場を予定しています。
予約はお早めに。「枚数、昼or夜 名前、電話番号」を明記の上、atemzeit@hotmail.comへ。

 

「追悼のざわめき」が映画史に刻まれたとき、映画は死ぬ。だって、この映画は生きているから。不幸にして未だ「追悼のざわめき」を観ていない人は、このチャンスを逃さないで欲しい。それでも、観ない人は、映画を語るな。愛を語るなよ。映画監督 矢崎仁司

2015年2月14日(土)、山梨県甲府市のホットスポット「桜座」で開催する第6回悶★カーニバルは、松井良彦監督作品『追悼のざわめき』の上映です。あらたに主演女優の仲井まみ子さんの来場が決まりました。当日の状況を網羅したチラシを公開します。詳細は下記チラシをクリック!

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それは、決して曲がってはいけない、不穏な方向に曲がってしまった関節だった。力の抜けた皮膚のカーブと、ごきり、という生音を伴った、生涯光の当たることを忌避しつづけた、肉に埋もれた骨の異常隆起と破砕だけの、ただの「物理的造形」ではなかった。

光の白は、あらゆる色の光を混ぜ合わせ、最も明るくした時に生まれる、原理である。対照的に、光が反射して生まれる黒は、あらゆる色を混ぜ合わせた末に光を当てることで生まれる、絶対である。その対比と融合に、数多くの観客たちは、時が経つのを忘れ、劇場のシートに吸い込まれていった。
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表面に現れた多くの不穏なもの。その内奥には、原理と絶対が入り混じった「なぜ」が蠕動している。なぜ、咲いてはいけないのか。なぜ、生まれてはいけないのか。なぜ。
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1956年(昭和31年)。ある赤ん坊が兵庫県西宮市で生まれた。それから32年後の1988年(昭和63年)、バブルの絶頂だったその時期に、たくましく成長した青年は映画監督となり、『追悼のざわめき』という映画を創った。脚本を読んだ寺山修司に「映画になったら、事件だね」と言わしめたこの白黒映画は、拒否反応と熱狂的な賞賛が入り混じる中、若者を熱狂させ、世界中を駆けめぐった。同世代でもあり、また彼の師でもある石井岳龍(旧名・聰亙)をはじめ、山本政志、長崎俊一、そして、矢崎仁司といった才能ほとばしる映像作家たちと火花を飛ばしあった時代に、『追悼のざわめき』は、あらゆる色を終わらせるための光として誕生し、命の脈動(ざわめき)を今もまっすぐに、黒々と、網膜が焼けるほど照らしつづけている。

この映画に冠せられた「カルトムービー」という呼称が、衝撃を和らげるためのクッション、水割りの水、「アンダーコントロール」であることを、桜座で体験するだろう。そして呼称、呼び名の世界から、あらゆるものが光の世界に戻っていく瞬間をぜひ目撃して欲しい。

クランク・インから30年。2014年には、新宿K’s cinemaで、何十回目かの再上映が催された。K’s cinemaのスタッフから上映の話を聞いたとき、ぜひウェブサイトをやりたい、と手を挙げた。それから数か月後、松井監督をはじめ多くの人々とのディスカッションを経てサイトが完成した。松井監督へのロングインタビュー、当時の劇場パンフレットのデジタル復刻、K’s cinemaでの上映の模様など、この30年間を横断する資料を多数、掲載している。ぜひ、ご覧あれ!
http://www.tsuito-fc.com/
2014年12月
the crazy rider GHOST TEMPLE rolling special
日向正親(ひなた まさちか)

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聖バレンタインデー特別記念
第6回 悶★カーニバル 松井良彦監督作品 映画『追悼のざわめき』上映会
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(1988年/日本/2007年デジタル・リマスター版/モノクロ/スタンダード/150分)

2015年2月14日(土)於・桜座 http://www.sakuraza.jp/
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1回目
開場 15:00 開映 15:30 終映 18:00
前売2,000円 当日2,200円

2回目
開場 18:10 開映 18:30 終映 21:00
前売2,000円 当日2,200円
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第2回終演後、松井良彦監督、家田祐明氏(新宿K’s Cinema番組担当)、日向正親(悶★カーニバル主宰)によるトークショー、主演女優の仲井まみ子さんの登場を予定しています。
予約はお早めに。「枚数、昼or夜 名前、電話番号」を明記の上、atemzeit@hotmail.comへ。

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以下、松井監督よりメッセージ

山梨県甲府。初めて上映される地。
私が上映される地を訪ねるとき、必ず、心地よい緊張感と期待感が、私の中で芽生えます。
「その地で出会う人と、何を話し、何が生れるのか」と。それは、とても嬉しくて、興味深いからです。
今回は初めての地、甲府ですから、尚のことです。
「皆さん。心から楽しみにしています。一人でも多くの方々と出会いたいです。よろしくお願いします。

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2014年7月21日、桜座で『サウダーヂ』『国道20号線』『雲の上』上映フェスにあわせて、スタッフやキャストが集まります。桜座を出た瞬間、そこは『サウダーヂ』のままという、甲府でしか味わえない『現実』を感じ、そして考えてもらえたら嬉しいす。本日までの来場決定は以下のメンバーです(追加発表があるかも!?!?)。各回上映後に舞台挨拶と、『サウダーヂ』終演後の悶★カーニバル名物「大無尽会」でトコトンまで語り合いましょう。

(撮影はすべて:日向正親@悶★1号)

▼富田克也
TOMITA Katsuya 富田克也

▼相澤虎之介
AIZAWA Toranosuke 相澤虎之介

▼伊藤仁:保坂、ビン役
ITO Jin 伊藤仁

▼工藤千枝:堀恵子役
KUDO Chie 工藤千枝

▼野口雄介:天野幸彦役
NOGUCHI Yusuke 野口雄介

そして、土方の親方役で山梨の味を存分に見せつけた樋川さんが来場予定です。 よろしくお願いします!

当日のタイムスケジュール、入場料金等詳細はこちらをどうぞ!

2013-08-03「幻聴歌謡の夜」LFB LFB 山口学 LFB 中楯純 018

’98結成。当初からパンク/ハードコア/オルタナティヴ/ロックンロール/ポストロック/プログレ/ニューウェーブ/フリージャズ/ノイズ等を独自の解釈で消化し、ノージャンルの異色かつ実験的なサウンドで地元山梨や都内のライブハウス/クラブ等で活動。次第に変則チューニングや音階を無視した現在の即興スタイルに移行。鋭く畳み掛けるように展開する音様はミュージカル・インプロビゼーション、ナイフ・パンク等と称される。’03自主企画レーベル「DEADWAVE RECORDS」より1stミニアルバム「無題」を発表。’06台湾最大の野外音楽フェス「FORMOZ FESTIVAL」に招聘される。同時に地下クラブで演奏する台湾ツアーを成功。’07空族製作・富田克也監督作品 映画「国道20号線」にエンディング曲「最後の立体的な太陽」を提供。現在は所有スタジオにて日々セッションを繰り返しつつ、あらゆる場でライヴ活動を展開中。 地元山梨に世界で活躍するアーティストを紹介したいという主旨を基に複数の自主企画を開催。「G.D.S.S」では、あふりらんぽ、にせんねんもんだい、突然段ボール、SLIGHT SLAPPERS等を、「EXTRA EXTRERM EXPRESS」では台湾ポストロックの女王、ワン・ティン率いるTIN PAN ALLEY、台湾ロックの雄1976、多国籍ハードコアバンドTHE DEPARTED等のジャパンツアーをオーガナイズ。近年開始した甲府桜座での「象牙の塔」では山川冬樹、伊東篤宏のOptrum等を招き、いち早く山梨の音楽/美術界に紹介している。 また、メンバー各々の活動も多岐に渡り、中楯純は詩/舞踏/美術/演劇等とのコラボレート。山口学は様々なバンドに参加をして好評を得ている。

http://lfb-net.com/

悶★1号より:
工藤千枝&メガネによるポールダンスとのバトルセットで、紙やモニター、ヘッドフォンを飛び越えた「立体太陽」になって、なにもかも燃やし尽くせ! 何度思い出しても最近のあのライブは驚愕だった。客席全員オバケになって踊り狂った。頭をかっ飛ばした3人がどんなステージを見せるか、主催者であるおれにもまったく見当がつかん!