トムが甲府に遊びに来た。
2004年の秋、甲府の自宅から自転車で富士山五合目まで行き、その後
山頂を目指した時に会ったイギリス人青年。
彼はＦｉｎｅｐｉｘのとても具合の良さそうなカメラを持っていた。

私は途中で登ることを諦めた。初めての富士は頭痛と吐き気と寒さで
終わった。

彼はＦｌｉｃｋｒを使っていた。写真を見た。とてもきれいな写真だと思った。
私もやってみようと思った。

その後、私は様々な経緯があって写真にのめりこむことになった。
分からないなりに、いっぱい写真を撮った。

2005年、彼が甲府に遊びに来た。ナベをやろうということになった。
某地方放送局の新人だった女子アナ、ラジオ局のディレクター
青森出身の酒好き二人組、大阪から呼び出した詩人、そしてトムが来た。
私たちは相当に飲み、話し、星を見た。
彼に、中日ドラゴンズのハッピのようなものを着せた。
とてもよく似合っていた。

それからずっと会っていなかった。
互いに結婚をし、仕事をしながら様々なアドベンチャーを体験した。

彼と話をした。長い時間をかけて話をした。
言葉について、これだけの時間をかけて話をする、ということは
本当に久しぶりだった。とても楽しかった。

二軒目はHaruちゃんのところで飲み。
ミントティーって、なんだ、すっごい簡単じゃん。
翌日、家にもっさり生えてるミントでやってみた。
美味しかった。

Radioheadの”kid a”というアルバムのこと。
irony、という言葉。
お母さん又はおばあちゃんの作ってくれたごはんの思い出
フルモンティ
ビートルズ、そして鳩。
鳩を飼うという行為。

ありがとう、まとまらないけど
ざっとこんな一日だった。
東京、ちゃんと着けたかい？