働くことの源泉は
楽しい、つまらないではなく「必要なこと」だ
そんな、当たり前の光景を目にして、シャッターを切った

月刊新潮の梅田望夫と平野啓一郎の対談を読んで
早いところ、畑を手に入れなければと思った
web2.0で家庭は崩壊するかもしれないが
食材を生産することは出来ない

彼らは書ける
生きるかどうかは別だなー
おれは生きたいねー、とにかく。
まっとうに暮らしたいとかじゃなくて
生きたいねー

精神不要

軽自動車に乗ってるやくざが美しい
サンカ出自の首相が二人いるてことが美しい
つかみ取ることが
もー、手の届かない場所のことで
いーんだ
瀬の勢いにのっかった
図柄の緻密にこだわったんだ

毎晩滅してどーなんじゃい
おまえの目が激しく包む
年寄った二日前のサラダ菜
だいたい、その名前はなんじゃい

季節はずれの雨がふってる
今日は幸せの日らしい
雨のふる中
おれはカップルを探した
おれの幸せはカップルらしい
いつまでも生きることができるらしい
あるカップルではない
有島武郎でももちろんない
幸せはいーのだ
高橋がなりはその１点においてひるんでる

幸福論ってなんじゃー
と思う
仲間ひとりひとりに聞いてみたい
しがらみもわだかまりも
幸福にも生きているおやじのしわを見るたびに
寺山には肩入れできねーと思う
いまを忘れたっていいんじゃねーの
日本語を教えて欲しい
カップルってなんて言う？

変わったこと
風呂の回数が減った
外食が増えた
考えることを考えたが考えの中だけだということに
考えが行き着き手を切ったりして他人の評価を得ようとする
不細工な関係に手をつけた不細工な女の横で
ふつーのおばさんと世間話
小学生の女の子と不倫話

空気読めって
超能力の問題だべ
おれの名前は正親と魚類好きの祖父に名づけられ
困ったことに由来をだれも説明できん
そんなおれに空気を見つけろ、と言う
バベッジと湯川秀樹の混血児が
この世界がすべてファンタジーだって知ってて
ファンタジーに手を出せって
まぼろしがそーゆー魂胆