
Photo-0018, originally uploaded by ye rin mok.
下手な駄洒落というか新聞川柳というか
工芸を見定めるような部分と
男女の少し毛羽立った瞬間のようなもんが
無神経に入り混じっている状態が
なにかを見る上での、骨組になっている。
たとえば。
たまに仲間と遊んだとする。
雰囲気がぐっと良くなる音楽を良く知っていたりする。
帰宅後、自分の蔵音を眺めてみて
「人を喜ばせる音楽はここにはない」と思い
「人を喜ばせるために音楽を聴いたことはない」と思い
「人が介在することはそもそも不純」と思い
「不純と思う状態から溢れ出したい」と思い
気つけば朝になっている。
この一連の流れの中で
私が、物理的に自分の位置を恣意的に移動させ
手触りを覚える範囲での感覚を変えてみた記憶はない。
思う、ということはそういう錯覚の状態を
現時点では言う。
肉体が思い煩っている、という状態を
無雑作に扱うこと。
写真は夏に山中湖で出会った
アメリカのye rin mokの携帯写真。
淑女やわ~