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鈴木志郎康さんの『日没の印象』を見た

posted on 1月 2nd, 2011 ·

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日没の印象 / Impression of Sunset from nonoho55 on Vimeo.

鈴木志郎康「日没の印象」 http://www.catnet.ne.jp/srys/films/nitibotu/nitibotu.html
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10年程前。私はある詩を読みました。
鈴木志郎康さんの「胡桃ポインタ」という詩集に収められた
「箱と胡桃」というのがそれです。

それから10年間、ことある毎に思い出し、たまに読み、そして忘れました。

10年後である今年、最初に読んでみました。
とてもうれしかった。
鈴木さんのやさしさがにじみ出ていて、でも、その やさしさに裏打ちされた、闇があった。
美しかった。
夢のような軽さを自嘲気味に描いた「生きる」と
生い茂った山吹を切り過ぎたときの寂しさの、対比。
明快な進路と、怯え。
さらっとした手触りの中にある、一歩手前の緊張感。
直感と感情と理知と構造と情緒と五感が入り混じった
「考える」と「感じる」が踊り続ける、紙に書かれたフーガ。
そこにいて鈴木さんがなにを感じたのか、に対して
とても公平で、忠実で、且つ厳しい拘り。
素晴らしい詩だと思いました。

年末、Twitterに鈴木さんがいることを、恩師である山田兼二先生のアカウントから知りました。
すぐフォローしました。
そして、以前見て強く感銘を受けた、鈴木さんの映画『臨界2003』を見たくなりました。

http://www.haizara.net/~shirouyasu/mp4/rinkai2003_4-3.mp4

なかなか見付からず、探している内に
1974年に撮影され、1975年に完成した16mmフィルム作品『日没の印象』という作品を見つけました。
動く麻里さん、動く草多。私と同い年の鈴木さん。
鈴木さんが作品内で言っていた「なんか、詩を書くっていうことと、映像を撮るっていうことが
ようやく、僕の中で同列に来たという気がしている」という現場を見て
私も鈴木さんの極私的な世界の映像編が立ち上がった瞬間に
時間を越えて立ち会っている気がした。

草多を撮ってる時の照れとか、見ていて言葉にならない。
ワイコンの所が鈴木さんらしくてよいなぁと思う。
物凄く、一生懸命撮ってるんですよね、事前に。
で、軽く落胆。窓ガラス。

新年からグズグズ書いてしまいました。
まだまだ見られる作品が一杯あります。
時間が出来たらまた勝手に書きます。

→ No Commentsカテゴリー:日々/

明けましておめでとうございます

posted on 1月 2nd, 2011 ·

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2011-01-01 a happy new year
2011-01-01 火だるま
2011-01-01 mountain cowboys
2011-01-01 子宝カルピス
2011年 撮り初め ありがとー!

明けましておめでとうございます。
昨年中は本当にお世話になりました。
今年が皆さんにとって、素晴らしい一年でありますように。

今年、私は初詣に父母と共に甲府市にある住吉神社に行きました。

我が家では初詣を家族ですることはありませんでした。
父が組合の関係で、住吉神社でお祓いをしてもらう会があります。
昔は皆で酒を飲み、酔いが回ったところで神社へ行っていました。
新年になった直後のお祓い、ということで大晦日~元旦は丸っきり潰れました。

一度だけ、中学生位のときにその会へ連れて行ってくれました。
それぞれ中小企業の社長であるおじさんたちが酒を飲みながら
宴会をしており、私は飲み屋にあった小さなテレビでサモ・ハン・キンポーの
『燃えよデブゴン』の年末年始再放送を見ていた記憶があります。

それから何十年かが経ち、一緒に行くことになりました。
だるまや破魔矢、お札が焼かれる火に当たりながら
集まった人たちを撮りました。
昔に比べると人が減ったなぁ、と父は言い
母は、私が撮影している姿を見て「バカだな~」と笑いました。
そうやって、皆の無事を確認した年の瀬でした。

今年もよろしくお願いいたします。

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「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日 於甲府・桜座

posted on 12月 30th, 2010 ·

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「みちのくの人形たち」この本は本気でお経「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日
戌井昭人「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日
三上寛「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日
漣「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日
新海均「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日
戌井昭人x三上寛「エレクトリック楢山節」第7回 深沢七郎を偲ぶ宴 2010年12月29日

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2010年12月27日(月)
29日に深沢七郎偲ぶ宴 甲府・桜座

「楢山節考」などの作品で知られる笛吹市石和町出身の小説家、深沢七郎(1914~87年)をしのぶイベント「深沢七郎を偲(しのぶ)宴(うたげ)」が29日、甲府市中央1丁目の桜座で開かれる。
深沢と生前に親交のあったフォークシンガーの三上寛さんが、深沢愛用のギターで演奏や思い出話を披露する。三上さんはYBS山梨放送ラジオで「ギタリスト深沢七郎」のパーソナリティーも務めた。
学生時代に深沢作品を読み、その世界観に衝撃を受けたという作家の戌井昭人も登場。戌井は2009年に「まずいスープ」で第141回芥川賞候補になり、1997年に旗揚げしたパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」で脚本も担当している。

三上さんと戌井さんのトークショーもあり、深沢の人柄を表すエピソードなどを紹介する。午後7時開演。申し込み・問い合わせは桜座、電話055(233)2031。

山梨日日新聞
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/27/10.html
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新海さんが持ってきた、佐久の病院の院長さんから出てきた? テープ、通しで聞きたいです。
「おりんが歯を折るところ、あれは『×××』ですよ」のところ、「ワザと」「見栄え良く」とか
その類だったと思います。あの小説の、何本かある頂点のひとつです。
おかげで田中絹代も坂本スミ子も役作りのために歯を抜いてしまう訳ですが
そういう他所行きの近代的精神、そのど真ん中を生々しく手触りのある言葉で打ち抜く深沢さんの
おしゃべりは、祖父や父の匂いに包まれる素敵な時間です。

また、亡くなった祖母が、楽に死ねるように、みんなに迷惑をかけないように、あの世へ行くための
5円玉と紅白の紐で編んでいた儀式の道具(失念!)を死ぬ間際まで作っていたのを、いつも思い出します。

面白い話満載だった。
写真は
http://www.flickr.com/photos/atemzeit/sets/72157625578040823/
で。

以下5題。間違いあらばご指摘ください。
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ある日、深沢七郎は、当時の額で180万円もする金の仏壇を京都で買った。
彼岸までに間に合う様に、とサニーの天井にロープで縛りつけ、東名をぶっ飛ばして
ヤギさんヒグマさんと三人でラブミー農場へ持ち帰ったという。
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その仏壇から白くて丸い、粉を固めたようなものが大量に出てきた。砂糖みたいだった。
「それ、ハゲの薬。身延(みのぶ)の七面山(しちめんざん)の山奥で採れる。一泊しないと
いけないくらいとても山奥。だから効く」と夜、櫛につけてペタペタしていた。
ある日、そのまま眠ってしまったらしく、頭が真っ白で驚いた。
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いつも、マッチを持ち歩いていた。ハゲの部分か白髪かに墨を塗るためだったらしい。
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ハンガリーかどっか行ったとき、向こうで食べたトマトがメチャクチャおいしかった。
帰りにヤギさんかヒグマさんか深沢さんか忘れたけれど、そのトマトを大量に食べた。
飛行機に乗り、帰国後、脱糞して種を取り出して育て、また食べたらおいしかった。
うんこに近ければ近いほど、おいしい。
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クソジジイですよ
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→ No Commentsカテゴリー:日々/

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    日向正親(ひなた・まさちか) 1970年、甲府市生まれ。1997年大阪芸術大学卒。世界最古・最長寿のスカムバンド「ウルトラファッ カーズ」の母体バンド「ゴッドキル」、堀内幹や赤犬ヒデオとの「ざくろ」を経て、キネマ旬報社刊「フィルムメーカーズ」シリーズ等の編集に携わる。 2011年、写真処女個展「fuck」を甲府・富雪ギャラリーにて開催、またインプロビゼーションバンド「アカシア」と音楽活動再開。2012年朝日新聞出版刊「アサヒカメラ」2012年度月例コンテストカラープリント部門年度賞2位。
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