ルール、順序にこだわる
モラル、規律にこだわる
こだわる
自分自身にこだわる
社会的因習を嫌悪する
集団性を嫌悪する
長いものには巻かれろを嫌悪する
自立性にこだわる
自主性にこだわる
自尊心にこだわる
殺し合いの歴史を嫌悪する
しかし、それは嫌悪だけに過ぎないことを知り
無力な自分を嫌悪する
無気力の源泉
無気力の国
無気力の生活
自分を守ることだけで
他人を守ることができない
もらってばかりで
あたえることができない
なにを言いたいのかわからない
わからないわたしは自分が馬鹿だと思う
自分を縛るのが目的
自分に罪を着せることで安心する
自分は悪い人間だ
幸せはない
すべて終わってしまうものだから
わかってくれる人にだけ
わかってくれたらそれでいい、と
口に出す人に限って
だれにもわかってもらえないのはなぜだろう
または
そういう人に限って
わかってもらえるような行動をしていることを
しらない
いや、
信じない
そんな無駄な努力はしていないと考えている
そんなのはただのレトリックだ
レトリックは信じない
レトリックは嘘だ
あなたが言うことはすべてレトリックだ
世の中が言うことはすべてレトリックだ
それがきみ自身のレトリックだ
きみの今を支えるものは
きみが今まで経験してきたこと、そして
きみがおこした行動
きみのルールは、いままできみが選択してきた
設問の集大成であり、法である
正しいと選択したものが大半であれば
きみが求める
おだやかな暮らしを過ごしているはずだ
きみの責任感の強さは充分に知っている
責任感の強さが
きみを縛る
結果的に
だれかを縛る
わたしを縛る
縛るために生まれてきたのか?
自分を縛ることで
守ることも抑圧することも傷つけることも
きみの安心につながっている
きみ自身のためだけの安心につながっている
その安心が不安を呼び起こすだけの
重さをもっていることを
知っている
お金が使えないのは
いつも不安で仕方がないから
だからきみにはお金がない
お金を愛と言い換えてみる
お金は愛ではないときみは拒絶する
わたしたちの会話がちぐはぐな原因
あえてお金を愛と言い換えてみる
愛が使えないのは
いつも不安で仕方がないから
だからきみには愛がない
それはレトリックだ
あなたの言うことは全部レトリックだ
無理強いしないでほしい
乱さないでほしい
自分のペースを守って暮らしたい
おだやかに暮らしたい
なんでもかんでもいっしょにすることは無理
でも
いっしょにした、という思い出はひとつもない
いっしょにやるうちになにかが壊れる
仕事をしたときもそうだった
きみの方法、きみの主張にあわなければ
その場ですべてが終わった
耐性がない、ストレスに弱い
最初はそういう風に考えていたがそうではない
いまは単純に
きみのやり方に合わなかったからと考えている
きみの口癖は「国を作るしかない」だった
きみのやり方になることで
きみはおだやかに暮らせるだろう
耐性がない、ストレスに弱い
最初はそういう風に考えていたが
きみは
きみのやり方が通らない、ということに
耐性がない、ストレスに弱い
他人の気持ちはわからない
きみのやり方ではないから
他人になんと思われてもいい
きみのやり方がわからないから
わかる人にわかってもらえればそれでいい
わかる人はいなくても
わかろうとする人を求めている
きみは
こういう文章を書くことはない
すべて自分の責任で
自分のやり方で判断すればいいことだから
他人に押し付けることはない
押し付けたことはいままで一度もない
きみはこの文章を読んで
自分のことを否定されたと感じるだろうが
きみの、やり方に固執するということについて
かなり認識した時点から
きみを否定しようとは決して思わない
きみが辛い思いをしているのは
きみのやり方が間違っているのではなく
きみがやり方そのものにこだわっているから
浮気されても仕方がないって言ってるだけだと言われ
時間をおいて考えたら
その通りだと思った
浮気されても仕方ない
信用しているものがふたりの絆ではなく
自分のやり方だという時点で
浮気は言い過ぎにしても
苦痛を感じるのは致し方ない
まだ
わたしは幸せになろうとしている
だが
きみを幸せにしようとは思っていない
きみが幸せになれるよう
手助けをするだけだと思っている
きみの幸せはきみが獲得すればいい
その幸せを互いに持ち合うことが
ふたりの幸せにつながる
自分自身の幸せに責任を持つこと
自分のやり方が正しかったから
いまをすごせているのか、どうか
0 responses so far ↓
There are no comments yet...Kick things off by filling out the form below.
Leave a Comment