その長い年月の間の、たった少しの時間だけ
やつといろんなことをして遊んだ
互いに病んだ時期もあり、互いに顔を見せっこなどして
元気付けた
大阪時代も東京時代も
そうやって遊んだ
やつの肉親に関する話はいつも、思い出のように語ってくれた
だが、一度も会ったことがなかった
昨晩、初めて会うことができた
写真がたくさん飾られている家だった
写真がたくさんある家には法則性のようなものを
大事にするのだと思う
いつも、やつは幸せそうに見えて
それが幸せだった
また会おう
なにも知らないおれもおまえも
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