D51-498=イギー・ポップ の続編です。
2010年5月19日、甲府駅に5時20分過ぎに到着。
静態保存以外の、音のしない蒸気機関車は不思議な感じがした。
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以前、紹介した気高い雰囲気を持つモンゴルを舞台にした美しい映画『チャンドマニ 〜チャンドマニ~モンゴル ホーミーの源流へ』
の山梨上映が決定です。
亀井岳監督作品『チャンドマニ~モンゴル ホーミーの源流へ』が山梨県立博物館で開催中の「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」内にて
無料特別上映会が決定しました。
2回各受付先着順の限定120名様です。
お早めに下記までお問い合わせください。
会場:山梨県立博物館 生涯学習室
笛吹市御坂町成田1501-1 tel.055-261-2631
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/
日時:2010/5/22(土)13:30~本編上映
2010/5/23(日)10:30~本編上映
入場料:無料(※各回受付先着120名)
問い合わせ:山日YBS事業局 tel.055-231-3121
主催:山梨県立博物館、山梨日日新聞社、 YBS山梨放送、
チンギス・ハーンとモ ンゴルの至宝展実行委員会
山梨県立博物館
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_10tokubetsu001.htm
山梨日日新聞社「イベントインフォメーション」
http://www.sannichi-ybs.co.jp/SP/naka.cgi?p=1002021409
山梨日日新聞社「みるじゃん」
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/05/08/14.html
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初めてD51を見たのは2008年の山梨デスティネーションキャンペーンだった。
当時は、別にSLなんてのはどうでも良かった。なにしろ全く興味がなかった。
甲府駅←→塩山駅の往復。 たったそれだけのことだった。
が。
職場が駅に近いこともあり、出発時に石炭が燃える匂いがオフィスに漂ってくる。これでまずやられた。
石炭の匂い、これは紛れもなく、中国大陸の香りだ。
街中でドラム缶に放り込んだコークスで中華鍋を真っ赤になるまで熱し、料理をする人たちに紛れ
様々な街=人間が特産物の土地を歩いた。
その記憶が、嗅覚により呼び起こされた。
石炭ラブ。
一発でノックダウン。
汽笛、動作時の音。
蒸気により発せられる、凄まじい警笛。聴いたことのない音の種類。
ほとんどコラプテッドな、ヘヴィネスな音圧。
尺玉以上の花火の、空をびりびりと伝わる、あの圧力と同義。
蒸気。
駅発車時の、蒸気がものすごい勢いで吹き出す様は、いつ見ても夢のよう。
アイドリング。
停車時の、だれかのうわさ話にもおかまいなしに
まるで眠っているような、静かな呼吸。
煙。
煙があって、初めて蒸気機関車は蒸気機関車と言える。
写真を撮影する場合、煙の部分をあらかじめフレーミングしておく。
その必要性を撮影せずとも感じるほどの、存在感。
これは誰だ? と感じたとき、いつも思うのは
森進一とタメ年のイギー・ポップ。
いつ見ても英雄であり、星であるイギーが頭の中で鳴る。
I wanna be your dogであったり、Search & Destroyであったり、TV Eyeであったり、その時々によって流れる音は違うが
確実にD51-498とイギーは私の中で相似形として成立している。
2010年5月29日から都合4回、イギーが甲府→小淵沢間を走る。
幸運にも某駅で指定券を確保できた。
とうとう、乗れるのだ。
情報によると、数時間後に甲府駅にメインロッドを外した状態で
移動してくるとのこと。
起きられたら出迎えてくる。
2010年5月19日追記
出迎え写真はこちら
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